CASE EXAMPLE

事例紹介

農業

■ゴルフ場の降霜対策

実験期間

平成3年1月〜3月

実験場所

岡山県真庭郡/JT 関連ゴルフ場

実験目的

除霜(晩霜含む)及び 葉体保護

実験方法

①霜予報に合わせて、予報前日にマリネックス1,000倍希釈液および木酢液2,000倍液を葉面散布
②グリーン面積500平方メートル当たりマリネックス1リッター ・ グリーン面積500平方メートル当たり木酢液500ミリリッター
③散布回数 1〜2 回

試験結果

下部写真参照

結果考察

①マリネックスや木酢液の散布によって地温を下げなかった。
②マリネックスによって氷結菌の繁殖を抑制した。

■玉ねぎ発根作用の実験

植物の生命は根にあると言っても過言ではありません。主根、枝根、毛細根等、それぞれに植物の成長に大切な役割を持っていることは周知のとおりです。 土耕でも水耕でもマリネックスは発根・育毛効果の報告がされています。

栽培野菜

玉ねぎ

栽培農場

大阪府立N高校/農場

栽培方法

露地土耕栽培

栽培面積

10アール

使用時期・方法

定植後、肥大期、収穫前
7日に1回、マリネックス1,000倍希釈水 灌水

使用結果

①毛細根が多く出た
②根の量が多く出て一部、尻割れ状態になった
③色合いも良く、身の締まりも良くなった
④玉ねぎ本来の良い香りも増した

水産・養殖

■活魚・養殖稚魚輸送に最高の歩留

熊本県/K組合、 香川県/S水産、 和歌山県/N社 他多数

鯛の成魚、エアレーションのみで30時間の輸送で、卸先着荷時20%強のアガリがあった。マリネックス使用後、アガリがあっても1〜2枚で0の時がほとんどで、マリネックス使用開始より2,800回を超え、大量輸送できています。 アンモニアによる目つきもなく、スレも無く、鯛の体色も全く変化していません。

琵琶湖産アユの種苗や車エビの種苗輸送時、マリネックスを添加した水で運んだ結果、99.9%の歩留まり。ストレスもなく池に放流後の餌付は即日出来た。

■傷付魚、弱り魚の体力回復に効果

鹿児島県/N社、 兵庫県/S社、 長崎県/K水産 他多数

鯛、ハマチのスレや立鱗がひどく、別水槽にてマリネックス浴させたところ、2〜3日でスレの損傷やうろこが元に戻り、その後回復した。

輸入ロブスターやエビの入荷時、アンモニアやストレスにて、瀕死状態であったのが、蓄養水槽にてマリネックス浴させた結果、体力回復や身抜けも元の状態に戻り、標準品として販売できた。禁漁に入る前の大量入荷時にも常時使用している。

■アンモニア、カビ(臭)の除去や底質改善に効果

愛知県/S亀養殖場、 徳島県/N養殖場 他多数

水槽の水質が悪化し、水替えを頻繁に行ってもすぐにろ過槽にカビが生え、異臭が漂っていたが、マリネックスを濾過槽に入れ、濾過槽のみで循環させた結果、カビ臭も消 え、水替えの期間も1年以上すむようになった。

車エビの飼料にマリネックスを添加して給餌した結果、排泄物のアンモニア濃度が下がって(塩基置換による)排泄するため、養殖池のアンモニア成分が少なくなり、給排 水率が軽減かつ、池底から上がる硫化ガスの発生もなくなり、臭いも消えた。 歩留まりも85%を3年連続継続中で、ウイルスの発症もない。

養殖魚の飼料添加により、各種病原菌の繁殖防止や感染予防に効果

鹿児島県/A養殖場、 長崎県/K養殖場、 福岡県/K大、 神奈川県/S会 他多数

鯛の稚魚の給餌時より使用した結果、水質変化による原因の病原菌(滑走細菌、イリ ドウイルス等)を寄せ付けず、30,000匹中、網による傷付け、押し付け等で1kgサイズになるまでに50匹死なせた程度で、過去に例のない成果を得た。 特に稚魚期のマリネックス使用は魚体形成と病気対策に効果的。

鮎養殖で、最近とくに弱くなったと言われている琵琶湖産アユ苗の輸送時にマリネックス添加で輸送し、池入れ後の餌付けより飼育量の0.5%の量のマリネックスを継続添 加し、給餌した結果、冷水病やシュウドモナス菌の発生による症状はなく、歩留まり97%の好結果を得、高品質のアユが養殖できた。

水質の安定で魚病予防に効果

福岡県/K大学、 神奈川県/ランチュウ愛好会、 錦鯉愛好会

ランチュウのヘルペスウイルスが例年ひどい状況で発症し、親からの垂直感染と思われ、歩留まりも20〜30%と低く、対策に苦慮していた。飼育水槽(完全循環式)にマリネックスを添加し、飼育水が出来上がった状況を確認後、 稚魚を入れた結果、発症が抑制され、歩留まりも80%以上となった。 飼育水に使用している水道水も食中毒菌の繁殖抑制を考え殺菌力を増強するため、使用 塩素量が年々増え、pHが高い水準になっており、水産薬の効果にも影響が出ている。

ワムシが伝搬源と推定される海産仔稚魚の疾病がいくつか報告されている中で、その対策として化学薬品(抗生物質)に頼ることなく、培養時に発生する細菌の制御方法に マリネックスを培養槽の水に400ppm〜4,000ppm添加してワムシの培養をした結果、一般細菌数が109CFU/gから108CFU/gとなった。この結果は全日本水産学会でも研究発表された。

錦鯉の新穴あき病(エロモナス、ハイドロフィラ等)は接触感染すると言われ、その感染対策として、マリネックスを添加した同一水槽に罹病錦鯉と未感染錦鯉を入れ、一 週間観察した結果、感染していないことが確認され、元の池に戻された。

観賞魚

静岡県磐田市在住 浜松らんちう同好会所属 高橋明麿様

『マリネックス錦』を
・餌に浸み込ませて使用しています。
・品評会の持ち帰り時に必ず使用しています。
・魚の輸送時にも欠かせません。
・原因がわからなくて弱っている魚の治療に使用しています。

何より、らんちゅうが健康で艶良く色鮮やかに仕上がります。

■受賞歴

・2009年
第54回 日本らんちう協会品評大会 当歳の部 東取締(優等四席)受賞
・2010年
浜松愛魚会品評大会 当歳の部 西大関(優等二席)受賞
・2010年
第55回 日本らんちう協会品評大会 二歳の部 西前頭二
・2011年10月2日
錦友会100周年記念品評大会 親の部 立行司受賞
・2011年10月10日
相模らんちゅう会 第18回品評大会 当歳の部 東大関受賞
・2011年
第56回 一般社団法人 日本らんちう協会 全国品評大会 親の部 勧進元二受賞
・2011 年
第56回 一般社団法人 日本らんちう協会 全国品評大会 二歳の部 西大関受賞
・2011 年
第56回 一般社団法人 日本らんちう協会 全国品評大会 当歳の部 西大関受賞

※高橋様の作出魚は全国の品評会で大活躍しています。

金魚研究家 川田洋之助様 マリネックス使用レポート

数年前より【マリネックス】を使用して何人かのブリーダーが試している方法です。
【マリネックス】とは、数百年前に海底に堆積した動植物のプランクトンの遺骸・藻類・ 昆布等が渾然一体となった腐植物質を自然濾過法によって抽出、各種水溶性ミネラル・ イオウ成分を含んでいます。
【マリネックス】は、飼育水の殺菌、浄化に使用する添加物で、いわゆる魚病薬では有 りません。

この【マリネックス】を使用して、以下の効果の実績があったのでご紹介いたします。
1.5cm くらいまで育てて、いざ選別というとき針子をころしてしまう方に、お勧めできる実績を、以下の方法で得る事が出来ました。

《使用方法》
■飼育水100リッターに10〜20cc水換えのたびに添加する。
ちなみに飼育水10リッターに50〜100ccいれてマリネックス浴すると雑菌(体調を壊して免疫性が落ちると疾病の要因となる常在菌)が死滅するという実証があります。その効能により、予防効果が得られたと言うことだと考えられます。それが魚病薬に耐性が十分備わっていない稚魚に丁度良く効果を発揮するんでしょうね。塩(濃度0.2〜0.7%)と併用するとより治療効果は大きいです。(マリネックスのキャップ1杯は20mlです)

《マリネックスの基本的効能》
■飼育水の殺菌、浄化そして、含まれるイオウ成分・ミネラルがらんちうの健康を増進します。結果、らんちうの鱗・皮膚にぬめりができて、バリア効果が増します。
■飼料添加による免疫低下を抑止が期待出来ます。
■蓄用、輸送等の水槽水の浄化。
■ヘルペスウイルスの発症の危険性が緩和されるようです。

《マリネックスの高濃度治療法について》
①高濃度治療でも、薬と比べて副作用のリスクがないので稚魚にも比較的安心して使用できる。
②塩分濃度0.3〜0.5%でマリネックスを水10リットルに50〜100cc投入、2日ぐ らいで鰓が開いているのが閉じるようになる事が観察された。
③その結果、絶対とは言えないが、稚魚にとってより安心して使えるのは確かである。
④また、品評会での魚の移動に使用して好結果も得られている。
⑤いづれにしても予防として使うのが望ましく、水換え頻度が早い金魚の場合は、餌に 吹きかけて使う方が効果がある。

金魚研究家 川田洋之助様

<著書>
「らんちうのすべて」
「金魚のすべて」
「四大地金魚のすべて」

(株)エムピージェー